
マインドフルネスを始める前に
マインドフルネスの練習方法をお話しする前に、30秒間のタイマーをセットして、目をつぶってみてください。この30秒間に何個考えが浮かんできたかを数えてみましょう。

たくさんのことを考えていたのではないでしょうか?
失敗してしまった過去の出来事や、まだ起きていない未来のことについて不安になることもあるかと思います。
競技中に失敗することを不安になったり、ミスしてしまったことを考えすぎて、実力を発揮し切れなかった経験のある方もいるのではないでしょうか?
例えば、バスケの試合中に、失敗したらどうしようと考えすぎて、実際のリバウンドやフリースローについて注意が届かないことはありませんか?
もしくはチアの場合は、タンブリングで手をついてしまい、それについて考えてしまい、本来すべき動きを次のスタンスで出来ずに、普段しないミスをしてしまったという経験はありませんか?
長距離のレースであれば、走っている最中に、応援や周りの走る選手に気を取られて、自分のペースが乱れてしまい、調子が上がらないままレースを終えてしまったという経験はありませんか?
マインドフルネスとは?
『今、この瞬間に注意を向けること』です。
日常生活でも、競技でも、『今、この瞬間の出来事、やるべきこと(タスク)に注意を向けること』が、その時々で最大限のパフォーマンスを発揮するために必要な要素になります。
また、今この瞬間に注意を向ける際に、浮かび上がってくる感情や考えに対して、自己評価や批判をせずにその感情を受け止めることがマインドフルネスです。好奇心や優しさを持って受け止めてみましょう。
また、今この瞬間に注意を向ける際に、浮かび上がってくる感情や考えに対して、自己評価や批判をせずにその感情を受け止めることがマインドフルネスです。好奇心や優しさを持って受け止めてみましょう。

冥想とマインドフルネスは一緒のものとして考えられやすいですが、冥想は何も考えずに無心でリラックスすることです(宗派や手法によって違いはあります)。
しかし、何も考えないようにすると、考えないことを意識してしまうことも多々ありますよね?
マインドフルネスでは考えが湧き上がってきたとしても、
「考えが出てきた」ということに気づき、認めることが大切です。
そして、心がさまよっても、またこの瞬間に注意を戻すプロセスがマインドフルネスになります。
マインドフルネスの練習効果
マインドフルネスを練習する効果は、ストレスを軽減させたり、不安や憂鬱な気持ちを軽くし、睡眠の質を高めたりすることです。

競技パフォーマンスの面では、自分に対しての気づきが増したり、その時々で必要なことに注意を向けて、集中できるようになります。また、注意が削がれた時にも、繰り返し注意を向けたいところ・事柄に注意を向け直すことができ、失敗をしても失敗したことに囚われるのではなく、受け止める柔軟性を養うことができます。

他にも、感情のコントロールがしやすくなり、パフォーマンスを最大限に発揮するための心身の環境を整えてくれます。
パフォーマンスを最大限に発揮するために集中力を高めたいのであれば、週に5回、1回あたり10〜12分を目安にマインドフルネスの練習をしてみましょう。
以下はマインドフルネスの練習の一例です。日常的に行なっている動作に応用できるので、自分に合ったものを見つけていきましょう。
⇨ボディスキャン


 色塗り-edited.png)